サイトに「.htaccess」ファイルを設置しました。
「.htaccess」とは
Webサーバーに設置すると、設置したディレクトリ以下に対して制御することができます。
※Webサーバーに「Apache」を使用していることが前提
「.htaccess」ファイルでできること
主な用途としては、以下の通り
- 基本認証によるアクセス制御
- リダイレクト
- 404エラーページの作成
今回の私の設置目的としては、基本認証によるアクセス制御(ID、パスワードを入力しないとページが表示されないようにすること)でした。
「.htaccess」ファイルの作成方法(基本認証編)
1. メモ帳など、エディタを使い、以下のコードを記述します。
以下、「.htaccess」ファイルに記述する内容です。
《基本認証のための作成例》
<Files ~ "^\.(htaccess|htpasswd)$"> deny from all </Files> AuthUserFile /home/(フルパス)/.htpasswd AuthGroupFile /dev/null AuthName "Please enter your ID and password" AuthType Basic require valid-user order deny,allow
[補足]
ちなみに、.htaccessファイルの作成支援サイトもたくさんあります。
一から記入するのが心配な方は、こうしたサイトを利用すると簡単に作成できます。
.htaccess ファイルを簡単作成「.htaccess Editor」 :
http://www.htaccesseditor.com/
よく使うhtaccess作成(生成) :
http://htaccess.cman.jp/
※以下ベーシック(基本)認証専用
ベーシック認証用 .htacess 作成ツール | Softel labs :
https://www.softel.co.jp/labs/tools/basic-auth/
ベーシック認証のページ、htaccessサンプルのダウンロード、暗号化も。アクセス制限にご利用下さい。 :
http://www.chama.ne.jp/access/
Basic認証|.htaccess :
https://w3g.jp/others/htaccess/basic_authentication
2. ファイル名を「.htaccess」として保存します。
※拡張子がない状態で保存できない場合には、
.txtなどの形式でいったん保存し、エクスプローラー画面で「名前の変更」から.以下の拡張子部分を削除すればOK。
※注意点としては、ファイル内の最後に必ず改行を入れること。
3. 以上の手順で作成した「.htaccess」ファイルを、制御を有効化したいWebサーバーのディレクトリに配置します。
なお、上記コード作成時、
「サイトのフルパスが分からない」
という場合があります。
実は、私も今回そのような状態でした。
そのため、最初そのことに気づかず、ファイルを設置しても思ったように機能せず、しばらく悩みました。
というのは、サイトのフルパスは、ブラウザで見ているURLとは違うからです。
ということで、以下フルパスの確認方法についても併せて記載しておきます。